UnityとLive2D、ともに非常に優れたツールですが、Live2Dのモデルやモーションの差し替えにはちょっと神経を使います。なので個人的に少しメモ。
ファイルインポート
まずする事は「ファイル上書き→再インポート」です。更新されたmoc3ファイル、[モデル名].[テクスチャ解像度]フォルダ以下のテクスチャアトラスファイル(更新した場合)、motion3.jsonファイル、physics3.jsonファイルをAssets以下のLive2Dモデルのフォルダ内に上書きし、UnityのProjectペインでそれぞれ再インポートします。そうするとPrefabが更新されます。
宴でもモデルを使っている場合はPrefabを宴フォルダ以下に移動してあると思いますが、Prefabの場所は関係なく更新できました。
もしモデルファイル名が変わっていた場合、もしかしたらUnity側でファイル名を変えても問題ないのかもしれませんが、私の場合はちょっと怖かったのでmoc3とmodel.jsonファイルの名前を旧版に揃え、
更にmodel3.json内のモデル名に該当する部分も旧版に書き換えました。Win環境では気を付けないと日本語モデル名にしようとした場合にShift-JISになってしまう可能性があり、それだとUnity側でエラーが出てしまうので
UTF-8で保存できるエディタ(TeraPadなど)を使いましょう。
既にシーンに配置しているモデルを修正
既に配置されているLive2Dモデル(Prefabのインスタンス)は一部の内容がリセットされてしまっています。
まず私が確認したものではTransform。そしてCubism Render Controllerです。Layerをモデル専用レイヤに設定していたり、ModeをBack To Front Orderなどに設定していた人は表示がおかしくなっていると思います。
また、Live2Dのリップシンク用音源となる、AudioSourceを追加したゲームオブジェクトをシーンに設置している場合、何故かAudioSourceのOutputがリセットされてしまいます。
また、宴とUnityシーンとでモデルを使い回している場合、宴製とLive2D製のLip syncがかち合わないようにシーンに設置したインスタンスからは宴用のリップシンクコンポーネントは取り除いていると思いますが、これも再度追加されてしまっていますので外す必要があります。
これらを再度設定し直しましょう。
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