HTC Vive Proの購入とセットアップ

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↑管理人が個人でUnity+Live2Dで作成しているスマホゲームです

VR機器のHTC Viveを購入してからはや2年。
ようやく最新モデルのVIVE Proを手に入れました!
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ちなみに無印のVIVEを持っている場合はフルセットのVIVE Pro(20万近くする)ではなく、HMD(ゴーグル)とリンクボックスのみのアップグレード版(10万ちょっと)で済ませる事が可能です。
フルセット版に付属しているベースステーションはバージョンが2.0で、最小ルームスケールが2m x 1.5mなのは変わりませんが、最大ルームスケールが1.0では4m×3.5mなのに対して6m x 6mもあり、
ベースステーション4個利用時には10m×10mという広大なスペースで利用が可能になります。コントローラもバージョンが2.0になっていますが、そこ迄大きな違いは無いようです。

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お約束のセットアップ地獄

ViveProのセットアップの公式チュートリアルはこちら
PCとの接続は、無印ではUSB2.0とHDMIだったのですが、ProではUSB3.0とDisplayPortとなっているので注意が必要です。HDMIに変換するアダプタを用いた場合に誤作動も報告されているのでご注意を。
また、リンクボックスに電源ボタンが追加されており、忘れずに押すようにしましょう。

早速HMDとリンクボックスとPCを繋ぎ合わせ、HMDの電源をON。SteamVRを立ち上げるとHMDのファームウェアの更新を求められますのでその通りにします。更にSteamVRのコントローラのインジケータが消えていますので右クリックでペアリングしましょう。ペアリングが済むとファームウェアの更新が求められますので、USBでPCと接続して更新します。これを2つのコントローラに対して行います。

さあセットアップ完了と思いきや、ここで異変が。
何故かSteamVR上のコントローラのインジケータが点滅し、トラッキング出来ないというメッセージが出ます。HMDを被ると通常に表示できるのですが、コントローラが画面に表示されません。
何度かペアリングを試すも「3台以上のコントローラはペアリング出来ません」とのメッセージが(しかも一部文字化け)。
確かにペアリングは完了しているようでコントローラのランプはオレンジに点灯しています(未ペアリングだと青)。コントローラを識別を押すときちんとバイブします。
PCを再起動すると調子が良くなる事もあるので再起動もしてみます。するとたまに再ペアリング出来たりもしますが、それでも状況は変わりません。
海外サイトにSteamVRの設定>オーディオからプレイバックデバイスと録音デバイスをVive Proにすると治ったよ!というメッセージを見かけたので試すも効果なし。

SteamVRの入れ直し

念の為SteamVRを確認するとVersion.1.1.4に対し、SteamではVersion1.2が出ているようです。
これはもしやSteamVRをアップデートすれば問題解決するのか?しかしアップデート方法が分からない・・・。SteamからはSteamVRを起動する事しか出来ず、しかもたまに「アップデートに失敗しました(アプリ起動中)」というようなメッセージも出る始末。
これは入れ直しかなと思い、SteamVRをアンインストールして再インストール。立ち上げるとメニューバーにはSteamVR ver.1.1.4の見慣れた文字が。アップデートは諦めました。

更に状況が悪化

そんなこんなしている内に、しまいにはヘッドセットまで認識しなくなってしまいました。
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これはまたUSBが悪さをしているのかと思い(無印でもそこで詰まった)、SteamVR>設定>開発者から「SteamVRの全USBデバイスを削除」を実行します。
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その上で、HMD電源オフ、USB抜く、PCシャットダウン、PC起動、USB接続(念の為別のポート)、HMD電源オン、の順にやって、USBデバイスを再インストール(自動で行われます)します。
右下にポップアップが出なくなったら、SteamVRの先程の設定画面からついでに「電源管理を無効化」もしておきます。

解決したものの・・・

ここまでやって、HMDとベースステーションとコントローラの認識が復活。
ようやく「コントローラがトラッキングできない」状態まで戻って来れました(進展はありませんが、おそらくUSBの全削除はPro導入時に取り敢えずやっておくべき作業だと思います)。
ここから色々と同じような試行錯誤を繰り返したのですが省略します。
そして、最後に試したのが「最新版VivePort」のインストール。
まさかVivePortは関係無いだろと思っていたのですが、インストールした後VivePortからソフトを立ち上げるとSteamVRも一緒に立ち上がり、あっさりとコントローラもトラッキング成功しました。
(その後、SteamVRを直接立ち上げても問題なくトラッキング出来るようになりました)
VivePortって大事なんですね(?)
ちょっとモヤモヤする最後でしたが、そんなこんなで無事にVive Proのセットアップが完了しました。

Vive Proの感想

何と言っても解像度が70%も向上した事による画質の良さが大きいです。
無印で気になってた「レンズの渦巻き模様」「光の乱反射」もかなり低減されており、鮮明な映像が見えます。
また、ゴーグルに大きな改良が施されており、メガネを付けたままでも楽に装着できるようになりましたし、ゴムバンドで留めていた無印に対し、Proでは後頭部まで包む硬質パーツがあり、またネジ留めによってそれを締める方式により、安定してゴーグルを固定する事ができ、視界のブレや重量感による疲労感が7,8割は低減した様に思います。
特にこの視界のブレによる疲れは無印では酷く、1時間もプレイしていると自律神経がおかしくなって冷や汗を大量にかいていたものですが、Proに関してはそんな事は全然ありませんでした。

解像度が高まった事による恩恵も非常に大きく、まずテキストを苦なく読めるというのが大きいです。バーチャルデスクトップの実用性も飛躍的に向上しています。
また、私はMermaidVRという便利なソフトでローカルの動画コンテンツを見たりしていますが、そういった2次元コンテンツのVR空間での視聴もより楽しめるようになっています。
Google Earth VRなどは特に解像度UPが功を奏しており、Human Scale設定で上空から見下ろした場合の迫力は凄いです。
逆に、地上に寄るとオブジェクトのモデルの粗さが非常に目立ってしまうのが少し難点かもしれません。同様にLABも元々ハイクォリティな映像であったため、より楽しむ事が出来ました。
The Bluのように神秘性をウリにしていたゲームについては、鮮明さが上がった分、ポリゴンのフチなどがクッキリ見えるので神秘性は少し落ちてしまったかもしれません。こういう自然の雰囲気が大事なソフトについては何らかのぼかしエフェクト等が必要かもしれないと思いました。
逆にProject Luxのように、最初からbloom系のエフェクトがややキツめに掛かっているゲームに関しては、そこまで解像度アップの恩恵を感じる事は出来ませんでした。それでもやはり疲れにくさやレンズの見やすさ等の面で無印より遥かに遊びやすかったです。

以上、Vive Proのセットアップの記録とちょいレビューでした。これからVive Proでもっといろんなゲームを遊んでいきたいと思います!
もしオススメのVive対応ゲームがあったら教えてください!

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