アイリスオーヤマの除湿機IJC-J56を分解してみました。
この製品はコンパクト・安価なのにパワフルでとても人気があります。
以前はコロナの除湿機を使っていましたが、ビビリ音が激しいなどのマイナス点があるので今はこちらを使っています。ただ残念ながらこちらは乾燥運転機能がありません。なので、購入後3年経由したタイミングで分解してみる事にしました。
まずは両側面の上下ネジ4つを外します。上下でネジの長さが違う(上のネジが長い)ので注意します。
つぎに背面の6つのネジを外します。さっきのネジよりも小さく、どれも同じサイズです。
次に、水タンク奥のネジ2つ外します。長いネジです。
左右のパネルのうち正面に向かって右下と左下の部分が外れやすいので手で外します。あとはマイナスドライバーで全体をこじ開けていって左右パネルを外します。最初からマイナスドライバーを使ってもいいと思います。
上面パネルを開きます。写真のようにこのままでは完全には外せないので注意。
天板を留めている左右ネジ2つを外す事で天板を取る事もできそうですが、今回は外さなくてもいいです。
背面の排水フタを外して背面パネルを外し、手前の下パネルも外します(下パネルには取れるパーツがあるので注意。外れたら2枚目の写真を参考に)。
正面から見たところ。フィルターが搭載されているおかげか3年使った割に埃は少ないですしあからさまなカビも無いように見えます。
手前にあるアルミフィンの青色コーティングは親水性を上げるためのもので、水滴が飛び散りにくくなるのでカビが拡散しにくくなる効果があるようです。背面のコーティングされていない方のフィンにだけ埃がついているので、もしかすると親水性によって埃も落ちやすいかもしれません。
また、電子制御部分と熱交換部分が隔離されているのでカビも拡散しにくく清掃もしやすいかと思います。以前コロナの除湿機を分解したときにはいずれも無かった特徴です。
奥の方のフィンやファンは細かいホコリが溜まっているようです。
さらに分解しての清掃は相当難易度が高そうだったので、アルコールをつけた急須用ブラシ(注ぎ口ブラシ)で2つのフィンの隙間を丁寧に磨くことで完全に汚れが取れました。あとはファンや水受けをアルコールティッシュで拭き掃除します。
あとは順番を逆にたどって組み立てれば清掃完了です!
IJC-J56はとても優秀な製品ですが、かつ定期的にこういった掃除をすれば十分長期間の使用に耐えられそうです。
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