「コトハじゃ」
「ここでは２０１３年３月に竜庵殿が姫路市にある円教寺を訪れた時の写真を紹介しておるぞ。キャラクター設定について振り返る前に、共にゆるりと憑～ツキガミ～以前の足跡をたどるとするかの」
「書写山ロープウェイ乗り場にあった看板じゃな。結構広いでな、じっくり見て歩こうと思うと結構時間がかかるぞ」
「この写真は本編でも使われておったな。わしはこの乗り物が大好きなのじゃ。
ちなみに本編では乗り場からの眺めとしておったが、実際にはこれはゴンドラの中で撮ったんじゃよ」
ちなみに本編では乗り場からの眺めとしておったが、実際にはこれはゴンドラの中で撮ったんじゃよ」
「それにしても、竜庵殿が憑～ツキガミ～の企画を立ち上げたのは暫く間を空けて２０１５年の５月の事じゃ。まだこの時は憑～ツキガミ～なぞ欠片も存在しておらんかったのじゃな。そう思うと感慨深いものがあるぞ」
「これはロープウェイ乗り場から寺まで続く参道じゃ。歩き慣れておらんなら３０分は覚悟した方がよいぞ。慶馬のごとくへたばってしまわんようにな」
「この時は竜庵殿は勧められるままにマイクロバスに乗ったようじゃな。無理は禁物じゃ」
「摩尼殿の前に到着したぞ。この写真も本編で使用しておったが、本来鬼追いの行われる日は大祭にあたるでな、摩尼殿が五色幕を垂れておるのが正式な姿なのじゃよ」
「それにしても何度見ても立派な伽藍じゃな。右手の階段から登って行くのじゃが、迫力満点じゃぞ」
「入口に到着したぞ。
ここは如意輪観音が安置されておるでな、如意輪堂とも云うのじゃ。
鬼追いの日には内陣に入って直接本尊を拝観できるぞ」
ここは如意輪観音が安置されておるでな、如意輪堂とも云うのじゃ。
鬼追いの日には内陣に入って直接本尊を拝観できるぞ」
「摩尼殿からの眺めじゃ。
木々が迫っておるので遠くまで見渡せる訳ではないが、とても心が穏やかになる不思議な雰囲気があるのじゃ。さすがは西の比叡山といったものじゃな」
木々が迫っておるので遠くまで見渡せる訳ではないが、とても心が穏やかになる不思議な雰囲気があるのじゃ。さすがは西の比叡山といったものじゃな」
「摩尼殿の裏を通って講堂・食堂・開山堂のある方に向かっておるぞ。右手にはすぐ岩壁が迫っておって、リスが飛び回っているのが見えたそうじゃ」
「ニホンリスが一匹写っておるが、わかるかのう？」
「裏道を抜けて暫くゆくと、講堂・食堂・常行堂が取り囲むように並んでおるのじゃ」
「元は僧達の修行や生活の場なのじゃが、ラストサムライ等のむーびーとやらにも登場していて有名だそうじゃぞ。好きな者は一見の価値ありじゃ」
「近くには歴史的人物の墓等も並んでおるぞ。わしらが追われた後も、常に播磨の歴史と共にあったのじゃ」
「講堂と常行堂じゃ」
「食堂の中は現在は資料館のようになっておるぞ。靴を脱いで上がるのじゃ。
縁日は資料価値の高いものが展示される事もあるので要チェックじゃ！」
縁日は資料価値の高いものが展示される事もあるので要チェックじゃ！」
「これは根本薬師堂か金剛堂じゃな。本編でも使われておるが、位置的に真琉達は護法堂に行く迄に少し迷ってしまったようじゃな」
「この時は護法堂は撮影しておらんかったそうでな。この展望公園からの眺めでしまいじゃ。
余り見晴らしが良い訳ではないが・・・」
余り見晴らしが良い訳ではないが・・・」
「ここから四国を望む景色は色々と思い起こされるものがあるのじゃ」
「あの時、まさに鬼追いよろしくわしは上人にこの地を追われたのじゃが…。
鬼門の方には都があった故、裏鬼門（坤）の方へわしは放逐される事になったわけじゃ」
鬼門の方には都があった故、裏鬼門（坤）の方へわしは放逐される事になったわけじゃ」
「それにしても、あの時は本当に大変じゃった…。
上人のその戒めは余りにきつくてな、わしはじぇっとこーすたーの如く瀬戸内の水面を走り抜け、小豆島を飛び越え、讃岐の地にてようやく身の自由が効くようになった程なのじゃよ」
上人のその戒めは余りにきつくてな、わしはじぇっとこーすたーの如く瀬戸内の水面を走り抜け、小豆島を飛び越え、讃岐の地にてようやく身の自由が効くようになった程なのじゃよ」
「ともあれ、この時の竜庵殿の体験を萌芽として、２年後に憑～ツキガミ～という物語が形作られ始め、そして３年後に産声を上げる事になるわけじゃ。ここから全てが始まったんじゃな…！」
読み込み中...
コメント