http://blog.patio.work/archives/1267PC起動に失敗するという人はこちらも御覧ください(20/02/06)。
以前メモリの帯電によるOSの不安定挙動というエントリを書きまして、
その後SSDを変えたらとたんに快適になったので、あー何だ結局帯電じゃなくてSSDが不良品だったのか~というオチが付きましたが・・・
ここ最近PCの調子が再び悪くなって来てしまいました。
起こる現象としては
- PCの起動にやたらと時間がかかる
- PC作業中にタスクバーが反応しなくなったり、ウィンドウが固まったり、システム自体がフリーズする事が増えた
- シャットダウンに異常に時間がかかり、画面が消えた後もディスクランプが点灯した状態でうんともすんとも言わなくなる
などです。
更にここ一週間ほどで
- ブルースクリーンエラーUnexpected store exceptionというメッセージで強制再起動が頻発
- さらに起動時間・シャットダウン時間がかかったり、失敗する事が激増
という状況になったのでこれは参ったと思いやった事がまずこれ。
- ウィルス対策ソフトを停止(システムと相性の悪い物もありますので念の為)
- 明らかに使ってないサービスを停止(スタートメニューを開いてserviceと打ったら出てきます)
- USBに接続されている余り使ってない機器を外す(VIVEの時もありましたが干渉する機器がたまにあります)
しかし全く変化はありません。
Shiftキー+スタートメニューの電源ボタンをクリックする事で完全シャットダウンという物が出来るそうなので試してみましたが、これも変化無し。
もしかしてHDDかな?と思いCrystal Disk Infoを立ち上げてみると、何故か起動しません。タスクマネージャーにはタスクがあるものの終了も不可能。
んん?と思いエクスプローラをふと見ると、内蔵HDDの内の1つが表示されてないじゃありませんか。
このHDDはもう10年程酷使していたもので、いつ壊れてもいいや、壊れるまで適当に使い倒そうと思って繋いでいたものです。
まさかと思いPCの電源を落としてHDDを外して立ち上げてみると・・・憑き物が落ちたとでも言わんばかりに快適に立ち上がりました。
どうやら原因は古いHDDがシステムからのアクセスに上手く反応せず、応答が不安定となって結果的にシステムを巻き添えにしていた、といえそうです。Crystal Disk InfoもHDDアクセスに失敗してフリーズしてたのでしょう。
これまではHDDの不調は表面化していませんでしたが、寿命が本格的に近づきエクスプローラから表示が消えた事がヒントになりました。
問題が解決した事は喜ばしい事ですが、これまで何度もシステムダウンさせた事でその他ハードやシステムにもダメージを与え続けていた事でしょう。
まあ、今回は大した事にならずに済みましたが、これはPCの事に限らず、たとえば古いOAタップを大事に使ってたらショートして新居を火事にしてしまうような事態も起こり得るわけです。
貧乏性をこじらせて古い物を使い続けていると新しい物までダメにしてしまう、という良い教訓になりました。
(2019.12追記)同様の現象が再発しましたが、使っていないUSB機器を全部外したら安定しました。
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